こんにちは、鍼灸整体院 吉祥寺悠心堂の稲田です。
今回は「股関節」について書いていきます。
股関節とは足の付け根の関節です。
二足歩行をする人間にとって、足の付け根というのは非常に重要な部分です。
それなのに、実は股関節をうまく使えていない人は少なくありません。
慢性的な腰痛のある人はほとんど使えていないといってもいいくらいです。
それくらい股関節と腰の関係は深いんです。
股関節と背骨は、骨盤を介してメルセデス・ベンツのマークのような構造になっています。
画像;プロメテウス解剖学アトラスより
このように骨盤を三方から支えあっているような構造なので、それぞれが影響しあっています。
慢性的な腰痛で悩んでいる人は、骨盤の仙腸関節から腰痛にかけてガチガチになっています。そして同時に股関節の動きも悪いです。
このような場合、腰椎の方だけを緩めても、腰痛はなかなか改善しません。
メルセデス・ベンツのマークの3方向すべてを同じようにゆるめてあげないと、ゆるんでくれないのです。
それくらい股関節と腰はセットの関係だし、股関節は重要な部分であるということです。