こんにちは、鍼灸整体院 吉祥寺悠心堂の稲田です。

今回は「目の奥の痛み」をテーマに書いていきます。

 

肩こりがひどくなってくると目の奥が痛くなる。

このような症状をうったえる方がけっこういます。

 

これ、本当に目の奥、眼球の裏側が痛いのかというと、僕はそうではないと思っています。

 

実際には後頭部やうなじのあたりが痛みの元となっていると思われます。

 

場所的に「目の奥」に感じてしまうということです。

 

そういう方は、だいたい首のゆがみもひどく、うなじのあたりにある筋肉がひどいことになっています。

それらの筋肉は後頭部についていて、頭の骨を引っ張ってしまいます。

その引っ張りが頭の骨のゆがみをつくってしまうこともあります。

 

ここまでくると、首だけの問題ではなく、骨盤や背骨全体がおかしかったりするのがほとんどです。

だから施術は全身を直していくことになります。

 

背骨には本来あるべきカーブというのがあって、それを「生理的湾曲」といいます。

そのカーブが生理的湾曲の逆になっている人もいるんです。

そりゃしんどいですよね。

 

そうなる原因はデスクワーク時の姿勢なのですが、まあしょうがないですよね。

デスクワークの人は一日中パソコンに向き合っているわけですから。

 

骨盤から背骨全体を整体していき、首の周りを丁寧にゆるめます。

そして頭も調整すルト、瀬術のあとには「世界が変わった」といってくれる方もいます。

 

「目の奥が痛い」というのは、体のゆがみの状況はけっこうひどいことが多いです。

そこまでいくと、なかなか自力では直せないと思います。

 

ぜひ一度、整体や鍼を試してみてください。