こんにちは、鍼灸整体院 吉祥寺悠心堂の稲田です。
今回は「症例:産後の骨盤」について書いていきます。
産後、腰痛になることがあります。
出産時に骨盤にダメージを受けるためです。
小柄な女性が大きな子を出産したときに起こりやすいです。
骨盤のゆがみがある状態での出産でも、ゆがみのせいで骨盤に無理がかかりダメージをおうこともあります。
今回の症例では、仙腸関節にダメージを受けておられました。
仙腸関節がロックして動かなくなっていました。
腰に痛みを感じるときというのは寝ているとき。
仰向け、まっすぐ上を向いて寝ることができなくなっていました。
仙腸関節がおかしくなると、こんな漢字の腰痛になってしまうんですよね。
強くロックしているとなかなか自然には良くならないことが多いです。
また産後は育児がありますので、なかなかゆっくり休むことができません。
回復したくでもできない、そんなこともよくあります。
このケースでは整体がとても効果的だと判断しました。
また腰椎まわりに筋肉は鍼(はり)でゆるめる選択をしました。
産後、少し時間が経っていたのですが、仙腸関節のロックはすぐにはずれてくれました。
すぐにスムーズな動きが回復しました。
ずっと仰向けに寝ることができず、もう一生このままなのか……と落ち込んでおられたのですが、一回の整体ですぐに仰向けができるように。
ちょっと驚かれていました。
妊娠・出産は体に与える影響がすごく大きいです。
ですので産後は整体することをおすすめしたいです。