こんにちは、鍼灸整体院 吉祥寺悠心堂の稲田です。
今回は「症例:腰痛の原因は上半身だった」というテーマに書いていきます。
腰が痛いといって来院されたクライアントさん。
なかななかにゆがみのひどい状態でした。
症状としては「腰が痛い」とのことでした。
でも腰そのものや、骨盤はあまりゆがみが無いんです。
じゃあなんで腰が痛いの?
という疑問をもつことも無いほどに上半身がおかしかったんですね。
背骨は、頸椎・胸椎・腰椎という部分ぁらなります。
「腰が痛い」という主訴は腰椎のあたりでした。
しかし、胸椎の部分。
いわゆる「背中」に当たる部分が、
猫背にもほどがある。
さらに肩甲骨もベッタリ背中に張り付いて、その猫背をしっかり固定しているという有様。
これはなかなかの状態です。
実際に痛みのある腰椎のあたりはそんなに異常はないのです・
でもその上。
胸椎のあたりが腰痛の原因となっているようでした。
おかしくなっている上半身を支えているために、腰が悲鳴を挙げていた。
そんな感じです。
この状態を改善させるためには胸椎を調整しなければいけません。
しかし肩甲骨が張り付きすぎていて、上半身が固まりすぎていてどうにも動きません。
まずは肩甲骨を背中からはがすことをしていきます。
していくのですが、頑固すぎて一回でははがれそうにありません。
悪戦苦闘のすえ、はがれはしませんでしたが、少しはゆるんで肩甲骨が少しだけ動くようになりました。
それだけでも腰椎あたりへの負担は軽減します。
これで日常生活は少し楽にすごせると思います。
しかしまだ何回かは整体が必要ですね。
頑張りましょう。