こんにちは、鍼灸整体院 吉祥寺悠心堂の稲田です。

今回は「背骨の痛み」をテーマに書いていきます。

 

背骨の痛み。

背中が痛い、というよりは、背骨が痛い。

 

けっこうピンポイントな痛みなんですよね。

自覚的にもあきらかに背骨が痛いというのがわかる。

 

そりゃ不安になりますよね。

当然、整形外科にいってレントゲンもとってもらう。

 

でも、そういうときって背骨に異常はみつからないんですよね。

レントゲン的には。

 

そうなんです。

あきらかに背骨が痛いんです。

 

背骨に異常はないといわれているのに背骨が痛い。

それは現代医学的には異常がないというだけで、背骨で何かおかしいことが起こっているということです、

 

先日来院された方がこのように背骨が痛いと訴えておられました。

その背骨の状態は次のようなものでした、

 

痛いのは第8・9胸椎間。

その上の、第4〜7胸椎がガチガチに固まって動かなくなっている、

右肩甲骨が背中に張り付いてまったく動かない。

 

こレ、状況を順番に書いていますが、これこそが原因なんですね。

 

右の肩甲骨が背中に張り付いていることで、右の4➖7肋骨の動きがなくなる。

そのせいで第4〜7胸椎の動きがなくなる。

 

その下の第8・9胸椎が、その上の動いていない部分の動きをカバーして動きすぎている。

そのせいで痛みが出ている。

 

これは痛みが出ている部分が悪い訳ではありません。

他の悪い部分に責任を追わされて悲鳴をあげている状態です。

 

この問題を解決するには。

第8・9胸椎間にある痛みをなくすためには。

 

右肩甲骨の動きを直し。

肋骨の動きを直し、第4〜7胸椎の動きを直してあげることです。

 

これにより、背骨全体が本来の動きができるようになります。

結果、痛みもなくなります。