こんにちは、鍼灸整体院 吉祥寺悠心堂の稲田です。
今回は「肩甲骨」をテーマに書いていきます。
肩こりで悩む人から、「肩を取り外して掃除したい」という声を聞くことがあります。
それくらい肩の奥の方がつらいということなのでしょう。
腕は、肩甲骨が土台となって胴体とつながっています。
その肩甲骨は、首・肩・背中・脇の下あたりの筋肉で胴体につながっています。
複雑に立体交差している筋肉が癒着していますので、それらを丁寧にはがしていくのですが、裏側をきれいにしていくのが難しい。
背中側から肩甲骨の裏側に指を入れていくこともしますが、メインは脇の下から。
筋肉がどのようについているのかを頭の中でイメージして、その間を縫うように指を差し入れていき、同時に肩を動かしながら癒着をはがして行きます。
こうして肩甲骨の裏側まできれいに掃除するように癒着をとっていくことで、肩まわりが本来の動きができるようになるのです。
そして「こり」という不快感も消えていきます。
このように隅々まで丁寧に探っていき、すべてをきれいにすれば、肩こり腰痛などはなくなるはずなのです。
しかし癒着の度合いは人それぞれ。
あまりに癒着が強い場合はなかなかはがれないんですよねぇ・・・
どんな状態でも直せるようになるには、私自身、まだまだ伸び代がある状況です。
頑張ります。
