「肩甲骨はがし」って聞いたことありますか?
ちょっとブームな感じになってたんで僕も使ってました。
使ってました、っていうのは技術じゃなくてそのネーミングのほうですね。
技術はいまもずっと使い続けていますし、これからも使い続けます。
普遍的なものだから。
肩甲骨ってその周りの筋肉が硬くなることで背中に張り付くようになるんです。
そんな状態になるとどうなるかというと、重度の肩こりになるわけです。
そんな状態だと、いくら肩周辺の筋肉をグリグリ揉んだってちっとも改善しません。だって張り付いてんだもん。
で、そんな状態を改善させるために、肩甲骨をはがすように施術するわけです。それが僕のいう「肩甲骨はがし」。
でもね、ちょっとしたブームみたいになってたっていったじゃないですか。
動画とかでもけっこうあったんですよ肩甲骨はがし。
でも僕が見た動画では全然肩甲骨はがしてなくてですね。
確かにぱっと目には動きも大きくてはがしてそうな動きなんです。
でもそのやり方は引っ張ってるだけではがれないんだよー。
確かに気持ちはいいんだよー、でもそのやり方だとそのとき気持ちいいだけなんだよー。
で、巷でそういう「肩甲骨はがし」が横行したせいで、
肩甲骨はがしってこんなもんかー(全然効かないねー)
ってなってそうで。
これはもう物理的な問題で、肩甲骨が張り付いている状態が改善されたら身体は劇的に変わります。
もちろんそれは張り付き度合いによって、改善するまでの施術の回数は変わってきますが。
肩こりが無くなる人も珍しくはありません。
僕自身、この施術方法を学ぶまえは「肩こりなんて楽になっても治ることはない」って思ってましたから。
※注意
全ての肩こりの原因が肩甲骨というわけではないです。
ですから肩甲骨をはがせば肩こりが治る、という話しではないです。