現在日本には慢性腰痛で悩む人が2000~2800万人ほどいると推測されています。
4~5人に1人は腰痛で悩んでいることになります。
こういった慢性痛の治療に関して、日本の医学は諸外国からかなり遅れていると言われていて、いまだに効果がないとされている治療をしているケースも珍しくありません。
ちなみに、慢性痛の原因で現在一番有力な説は
「痛みは脳が作りだしている」
というものです。
そのため、治療は心理学などを応用した行動認知療法というものが主流です。
時として精神安定剤が使われます。
痛みは脳が作りだしている。
確かに間違いないと思います。
効果が無いとされているもの
慢性腰痛に効果がないとされているものに、マッサージや骨盤矯正などがあります。
マッサージや骨盤矯正をうたっている治療院は巷に溢れています。
それでいて、慢性腰痛で悩んでいる人がいなくならないのですから、確かにマッサージや骨盤矯正では治らないと言えるかもしれません。
ただ、僕は全く効果がないとは思っていません。
なぜなら、体は実際に骨や筋肉で構造をなしており、動きがあります。
その構造にゆがみがあれば動きに異常をきたすことは別におかしいことではありません。
車のタイヤが傾いていたら真っ直ぐに走らないのとなんら変わりません。
なにより、「体のゆがみを整える」という目的で施された整体で、僕自身がずっと抱えていた慢性的な骨盤の関節の痛みが消えたんです。
あまりに感動して、いまその治療を大阪まで学びにいっています。
骨盤のゆがみを直せば、絶対に腰痛が治るわけではない。これは間違いないです。
でも、骨盤のゆがみを直すことで治る腰痛もある。
そんな腰痛をしっかり治しきる治療をしたいです。