こんにちは、鍼灸整体院 吉祥寺悠心堂の稲田です。
今回は「筋膜の癒着」をテーマに書いていきます。
肩こり腰痛などは、体の形がおかしくなっているために起こります。
もともとはちゃんと動く関節が、筋膜の癒着でかためられて動かなくなることが原因です。
その筋膜の湯宅は、例えるなら『濡れたシャツ』です。
伸縮性のないシャツが雨なんかで濡れたことをイメージしてください。
体にピタッとはりついて、手が挙げられないなど、体の動きが制限されます。
筋膜の癒着はこんな感じなんです。
それが座った姿勢で癒着すると、背中は丸く、巻き肩になって、首が前にです。
こんな姿勢でかためてしまうわけですね。
シャツは乾けばはりつかなくなります。
筋膜は全身運動をすることで癒着がとれることもあります。
でも癒着がひどくなれば、運動したくらいではとれないようになります。
その場合は整体でピンポイントに癒着をとっていくことをしないといけません。
この「ピンポイントに癒着をとる」というのは、筋肉や骨格の構造を理解していないとできません。
腕の見せ所ってやつですかね。
濡れたシャツがピタッとはりついている感じ。
筋膜はそんな感じになってるんですよー。