こんにちは、鍼灸整体院 吉祥寺悠心堂の稲田です。
今回は「僕が体のどこを見ているのか」というテーマで書いていきます。
体は、
・筋肉や骨格という「運動器」
・内臓(呼吸器・消化器・生殖器など)
・神経(脳・脊髄神経・自律神経など)
ざっくりとこんな部品でできています。
これらはパソコンやスマホに例えると「ハード」の部分。パソコンやスマホの液晶画面・ケース・基板など「機械」そのものの部分になります。
このハードにOSなどのソフトが乗っかることでパソコンやスマホは私たちが普通に使えるようになります。
同じように、体にとってもソフトがありまして、それは思考・感情などの「精神」です。
体という乗り物に精神が乗って運転している、そんな感じです。
体にとってはすべてが大事なもので、すべてがきちんと機能することで健康が保たれます。
でも僕が見ているのは、この中でも運動器だけ、筋肉・骨格・靭帯・関節などを見ています。
自律神経も見てなくはないのですが、この自律神経はいろんなものが関与していて一筋縄ではいきません。
筋肉・骨格、いわゆる「体のゆがみ」が影響することともあるし、この影響が大きいケースだと僕の整体でも改善方向へ進みます。
でも自律神経は精神の影響も大きく受けます。
精神の影響のほうが大きい場合は整体だけでは改善しません。カウンセリングなどが必要になってきます。
僕の特技は「立体をイメージすること」です。
知識として体の構造が頭に入っているので、クライアントさんの骨格の状態などが頭の中でイメージすることができます。それはあたかも体が透けて中の骨が見えるように。
だから、ゆがみがわかるし、それを直していくこともできる。
そしてそれを直すと症状も改善する。
その過程は立体パズルを解いているような感覚です。
もともと、ルービックキューブなどのパズルも好きなんですよね。
だから整体することは僕にとって楽しいことで、もはや仕事しているという感覚ではありません。
そんなわけでどんどん筋肉・骨格に特化していっています。
解剖学が単純に好き。ただの解剖学オタクですね。